白金高輪のフレンチ、『ラ・クープ・ドール』で開催されたダリオッシュ・メーカーズ・ワインディナーに彼女と共に参加した。
クープ・ドールとは黄金杯という意味で、グラスに注がれた煌めくシャンパン・ゴールドをイメージした名前なのだそうだ。
テーブルの上には、ダリオッシュを紹介するパンフレットが置かれている。
まるでペルシャの宮殿のような石柱が立ち並ぶ建物が、ナパでも有名なダリオッシュのワイナリーである。
日本代理店のデプト・プランニングの長尾社長の挨拶に続き、ダリオッシュのダニエル・デ・ポロ社長によるワイナリーとワインの紹介が行われる。
ダニエル、というよりダンと会うのは久し振り。
メールでは時々やりとりをしており、米国旅行の時には滞在地にあるダリオッシュを置いている良いレストランを紹介してもらったりしている。
ダンの左隣が長尾さん、その左が同じくデプト・プランニング建本さん。
いずれも私の友人である。
最初の白ワインは、何とシグネチャー、ヴィオニエ、ナパ・ヴァレー、2013年。
ダリオッシュと言えば力強い赤ワインが有名。
そして白はシャルドネと思っていたが、こんなに美味いヴィオニエがあるとは驚きだ。
実は、カリフォルニアではヴィオニエは近年の人気品種。
幾つものワイナリーが良いヴィオニエを生産している。
ヴィオニエのエチケットにも、ダリウス一世(ダレイオス一世)の肖像画が使われている。
ダリウス一世は、アケメネス朝ペルシャの第三代の王で、ダリウス大王とも呼ばれる。
そう、ダリオッシュのオーナーは、ペルシャ(イラン)人のダリオッシュ氏で、1970年代にイランから南カリフォルニアに移住し、ロスでスーパーマーケットを展開し、財を成した人物である。
ダリオッシュは、ワインを題材とした映画、「サイドウェイズ」に登場したことでも有名なのだ。
ヴィオニエに合わせて出されたアミューズは、シナモン風味のフォアグラのサブレ、石川小芋とトリュフ風味のグラチネ。
小芋をフレンチに組み入れるとは面白い。
会の始まりと共に、厨房に活気がみなぎる。
坪香シェフの料理も今夜の楽しみの一つ。
彼女と過ごす、白金高輪の素敵な夜の続きは、また明日。




