再び汽車の旅、インド | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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再び汽車に乗り、田舎町を後にコルカタに向かう。


汽車が着くと、狭くてステップが高い汽車から降りる人と、乗り込もうとする人とで戦争状態となる。


私単独ではこの戦いに勝ち残れないので、赤帽の助けを借りて何とか車内に乗り込む。


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特等車が着く場所は、何故か常にホーム上で工事が行われている。


足場が悪いので、特等車が着く位置を赤帽に聞きそこで待機していないと大変なのだ。



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やっと汽車に乗り込み、ほっと一息つく。


この列車は常に満席なので、席の確保も早目にしておく必要がある。


皆さんスマホで予約を確認し、席を探している。


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発車してちょっとまどろんでいると、車窓には夕闇が迫る。


窓が汚れているので良く見えないが、それでも最近は銃弾の穴が開いていることがなくなったのは嬉しい。


以前は共産ゲリラの襲撃がある路線で、何時も多くの兵士が護衛で乗車していたものだ。


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夜、コルカタ郊外のサントラガチに到着。


終点はコルカタの終着駅、ハウラ駅だが、ここからハウラまでは多くの列車が集中するので渋滞し、時間が掛かる。


そこで郊外で列車を降り、車で市内に向かう方が効率的なのだ。

無事コルカタに到着した、5時間弱の汽車の旅でした。