コルカタの名門倶楽部、『トリイ・ガンジー』での友人達との楽しい夕食の続き。
三本目のワインは、スラの赤を注文。
以前はエチケットにスラの名前は入っていなかったが、今では大きく書かれている。
サトリと言う名前は日本語の”悟”で、裏のエチケットの説明では禅の思想からネーミングしたと書かれている。
少し後味に臭いが残るが、なかなか濃く良いワインである。
ぶどうはメルロー。
インドでは珍しい造りのワインと言える。
ここには置かれていないが、お奨めのインド・ワインはと聞かれると、スラのディンドリ・シラーズとグローヴァーのカベルネを挙げることができる。
グローヴァーのワインは、フランスのミッシェル・ロランとのコラボ・ワインである。
ジャガイモの上にカレー味のひき肉とピーマンを乗せ、オーヴンで焼いた料理だ。
簡単な料理だが、これが結構美味い。
どれが何だか忘れてしまったが、色々な味わいのカレーを少しずつ試すのが楽しく美味しい。
カレーはここのメンバーの友人が選んでくれたが、それにしてもたくさん注文したものだ。
メンバーの友人と言ったが、考えてみれば私以外は全員ここのメンバーである。
このカレーも美味しかった。
野菜カレー、マトン・カレー、チキン・カレー、香草カレー、・・・とにかくどれも美味い。
おつまみを充分食べているのだが、カレーの良い所であり問題点は、美味しいので更に食べてしまうこと。
それにこんなに色々な味があると、どれも試したくなるので、結局満腹以上に食べてしまうことになる。
そしてもうひとつの問題は、ナンが美味しいこと。
カレーとナンの組み合わせは、やはり最高だ。
バター・ナン、ガーリック・ナンを注文したが、どちらもカロリーは高い。
健康志向の強い人は、焦げた部分を切り除いて食べなければならないだろう。
とても美味しいので、日本に帰っても大好きなインド料理店、六本木の『ニルヴァーナ東京』に行きたくなるだろう。
牛乳を煮しめて造った原料を油で揚げ、それを蜂蜜に漬けた菓子である。
とても甘く、歯に悪いところがあるとすぐにわかる。
そう、歯に染みる甘さなのだ。
コルカタの名門倶楽部、『トリイ・ガンジー』で友人たちと過ごす、楽しい夜でした。