バンコクの大好きなイタリアン、『アントニオ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
赤ワインはあらかじめ決めていたが、何と品切れ。
頼んだワインは、アンジェロ・ガイアのシト・モレスコ。
そこで同格のワインを頼むと、出されたのはランゲ・ネビオッロ、2010年。
何と、マッソリーノのワインである。
マッソリーノは、1896年からピエモンテで4代にわたって高品質のワインを造り続ける家族経営のワイナリー。
私が好きな、伝統的な果実味豊かで樽を利かせ過ぎないワイン造りを行っているのだ。
「美味しい」、彼女のテイスティングの感想。
ネッビオーロは、ピノ・ノワールと並んで、二人が好きなぶどう品種。
バンコクでこんな良いワインに出会えるとは、思ってもいなかった。
彼女はここに来るのは二度目だが、一層気に入ったようだ。
こんなに早く飲んでしまうのがもったいないくらいだ。
コルクもまだまだ新しい。
ここのパスタは最高に美味い。
メニューも見ずに、海老をふんだんに使ってタリアッテレをアーリオーレオで作ってくれるように頼む。
それでも嫌な顔ひとつせずに作ってくれるのが嬉しい。
イタリアンではあまりデザートを食べないのだが、ここのドルチェは別格なのだ。
彼女が選んだのは、ティラミス。
これは美味しい定番メニュー。
そして私のデザートは、カカオ・アイスクリーム。
カカオの形をしたアイスクリームを切ると、中からはとろけるチョコレートが。
美味しいサプライズに感激。
今夜のイタリアンは、イタリアン好きの二人にとっても高評価の内容。
ワインも料理も素晴らしかった。
タイ料理だけでなく、イタリアンも美味しいのでバンコクは楽しい。
アントニオさんが、そっと自家製のリモンチェッロを出してくれる。
食後の消化剤としては最高のスピリッツ。
そしてこれが強くて美味い。
彼女も今夜の料理とワインと雰囲気に、うっとりしている。
店の人やアントニオさんとの話に夢中になり、すっかり時間を忘れてしまったようだ。
帰りはいっぱいになったお腹を癒すため、歩いて帰ることにしよう。
今夜も楽しい、彼女と過ごすバンコクの夜でした。




