今夜はイタリアン、アントニオ、バンコク | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20141006_123125.jpg
バンコクには美味いイタリアンの店が幾つもある。


その中でも一番のお気に入りは、スクムヴィットのソイ31にある一軒家レストラン、『アントニオ』。


アントニオさんが経営するこのお店は、銀座や青山にあったとしても、人気店となること間違いないレベルなのだ。


DSC_3190.jpg
何時もは1階か2階のテーブル席で食事をするが、今夜は彼女と二人なので、バー・カウンターを選んだ。


『アントニオ』のワインリストは充実している。


そして、パスタのメニューは日本でも見たことがないほどの品揃えなのだ。


IMG_20141006_123102.jpg
メニューを選んでいると、このプレートがさっと届く。


パン自体も美味いが、真ん中に置かれたフレッシュ・トマトのオリーブオイル漬けに浸して食べると、一層美味しくなる。




IMG_20141025_185649.jpg
まだ時間が早いので、店には客の数はまばら。


人気店なので、1時間ほどもすると、1階も2階もそして外のテラス席も満席となる。





IMG_20141006_123040.jpg
最初は白ワインを選ぶ。


タイはワインの輸入関税が非常に高いので、レストランでの価格は日本のの2~3になってしまう。


そこで、イタリアンやフレンチの店はワインの品揃えに苦労している。


それだけに、リーズナブルな価格で美味しいワインを上手に選んでいる店は貴重なのだ。


『アントニオ』もそんな貴重な店のひとつ。


選んだ、というより店の推薦に従った白ワインは、ヴィッラ・マルティーナ、アルフィエーレ・ビアンコ、2013年。


IMG_20141006_123021.jpg
フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のワインである。


日本では飲んだことのないワインだが、酸とミネラルのバランスの良い爽やかな白。


ぶどうは何なのだろう、場所柄、トカイ・フリウラーノなのだろうか。


外が暑いことも有り、爽快な冷えた白をぐいぐいと飲んでしまう。






DSC_3196.jpg
前菜は、牛肉のカルパッチョ。


ルッコラとパルミジャーノ、その上にエクストラ・ヴァージン・オリーヴオイルと黒胡椒を掛けて味わう。



DSC_3197.jpg
ホワイト・アスパラガスのプロシュート巻き。


ここではクリームソースで出される。


白ワインにも良く合って美味い。


バンコク一番のイタリアン、『アントニオ』で彼女と過ごす素敵な夜の続きは、また明日。