バンコクの『キャベジス&コンドームス』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
頼んだ料理が次々とテーブルに届く。
蟹肉の卵炒め。
これは海老を使った料理。
見た目ほど味は濃くなく、とても美味い。
最初に届いた二つの料理を彼女の皿に盛り付ける。
追加で注文したパクチーが届く。
二人ともパクチーが大好きなので、タイ料理の時はどこに行っても追加で出してもらっている。
ピリ辛で美味い。
ここでオーストラリアの赤ワイン、スカットルバット、マーガレット・リヴァー、2010年を抜栓する。
スカットルバット・・・?
調べてみると、昔の船の用語で、船に積んだ飲み水のことのようだ。
それが転じて今では噂話や風評やたわいのないおしゃべりの意味で使われているそうだ。
そして水やおしゃべりは生活そのものであり、このワインも生活の中で日常的に飲んでもらいたいとの意味が込められているようだ。
確かに軽快なミディアム・ボディで、どんな料理とも楽しく合わせることができる。
ぶどうは、エチケットの表記によると、カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーを使っている。
たまにはこんな手軽な赤も良いものだ。
とても辛いが、ココナッツの甘みがあるので、とてもコクと丸みが付いている。
これが本当に美味いのだ。
ドリアンは私の好物だが、彼女は食べたことが無いと言うのだ。
そこで、最初はマイルドなこのデザートを試してもらうことにした。
そこでフレッシュ・マンゴーを口直しで食べることにする。
どのグッズを見ても、テーマはコンドーム。
さすがに彼女も手が出ないようで、何も買わずに店を後にする。
ちょっと変わったバンコクのお店、『キャベジス&コンドームス』での楽しい夜でした。