虎の門ヒルズの『アバーヴ・グリル&バー』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
シャンパーニュ、ヴーヴ・クリコの次は、白ワイン。
このエチケット、ボトルをぐるっと回すと女の子の縄跳びを見ることができる。
まるで映画のフィルムのようだ。
と、わざとらしく紹介したが、このワインは映画監督の巨匠、フランシス・フォード・コッポラのワインなのだ。
フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー、ディレクターズカット、シャルドネ、ロシアン・リヴァー・ヴァレー、2012年。
エチケットはとても奇抜で、ゾーエトロープという映画の起源とも言えるテープが巻きつけられている。
まさにコッポラのワインに相応しいエチケットである。
ワインのお供は、カボチャの種。
この美味しさは、系列店の『AWキッチン』と同じ。
さて、どれにしようかと迷っていると、「貴方はこれ。私はこれにすろわ」と彼女が決めてしまった。
でも、そんな彼女が好きだ。
鰹のタタキも、野菜との組み合わせでこんなにファッショナブルになる。
薄くスライスされた人参がアクセントとなっている。
出てきた皿のアレンジにも負けないように、彼女の皿の盛り付けにも気を遣う。
このアレンジも気に入ってくれたようだ。
彼女と過ごす虎の門ヒルズの夜の続きは、また明日。