レジーヌ・バロン、シャンパーニュ、キュヴェ・サフィール、ブリュット。
初めて飲む銘柄である。
レジーヌ・バロンは、1947年設立の家族経営のメゾン。
サフィールとはサファイアのフランス語で、エチケットの色にもサファイア・ブルーを用いている。
シャンパーニュには200以上のメゾンがあると言われ、多くのレコルタン・マニュピランが生まれている。
お陰で新しいシャンパーニュを次々と試すことができるので、本当に楽しい。
つまり、輸出用のラベルということか。
使用しているぶどうはピノ・ムニエ、シャルドネ、ピノ・ノワールと書かれている。
シャンパーニュでは当たり前のぶどうなので、比率が書かれていなければ情報としては不十分。
ティンカー・ベルなのだろうか。
ティンカーベルはスコットランドの作家、ジェームス・マシューの作品、ピーター・パンに出てくるピクシー(妖精)。
それとも、フランスの妖精なのだろうか。
シャンパーニュはグラスに注ぐとすぐにグラスが曇ってしまうので、どうしてもピントがぼけてしまう。
よく見えないが、細かな泡立ちには勢いがある。
細かくて長く続く泡がなければ、シャンパーニュとは言えない。
甘いピーチやリンゴの香り。
口に含むと、きりりと引き締まった辛口だが、ハニーやアーモンドの香りも感じる。
酸もあり、飲み飽きないシャンパーニュだ。
セパージュを調べてみると、ピノ・ムニエ50%、シャルドネ45%、ピノ・ノワール5%。
今夜も楽しい、お家シャンパーニュでした。