白金台の『シェラトン都ホテル』で彼女と過ごす、楽しいワインの夕べの続き。
二本目のワインは、イタリア、トスカーナのアジィエンダ・アグリコーラ・ポッジョ・スカレッティが造る、イル・カルボナイオーネ、2006年。
このトスカーナを代表するワインのひとつであるイル・カルボナイオーネを彼女と飲むのは、本当に久し振り。
ポッジョ・スカレッティは、イタリア・ワイン界の重鎮であり、スター・エノロゴの先駆者的存在でもある、ヴィットリオ・フィオーレ氏が自ら設立したワイナリー。
何時か彼女と飲もうと思い、大切にセラーに寝かせておいたのだ。
ダーク・チェリーやブラックベリー、そして香ばしいアーモンドを感じる。
タンニンは濃密で滑らか。
これぞ究極のサンジョヴェーゼと言えるワインである。
使われているぶどうは、サンジョヴェーゼの中でも希少品種であるサンジョヴェーゼ・ディ・ラモーレ。
サンジョヴェーゼが好きな彼女も、これは特別ね、と嬉しそう。
そんな彼女を見ていると、私も幸せになる。
既に8年の熟成を経ているが、その内の半分は私のセラーで寝ていたことになる。
コルクの状態は良く、香りも問題無い。
残った5種のサラダをまとめて皿に盛り、場所を空ける。
ルームサービスに注文したソーセージが届いた。
赤ワインがとても強いので、肉類を食べることにしたのだ。
このソーセージ、かなり美味い。
今回はチーズを持ってこなかったので、チーズの盛り合せも注文。
良いホテルの嬉しいところは、チーズの品揃えが良いことだ。
レアで焼いてもらった。
レアで頼むと、レアで届くのが良いホテル。
彼女と半分ずつに切り分ける。
ソースが付いたのでわかりにくいが、断面は真っ赤。
脂身が少なく、とても柔らかで美味い。
実は、ポテトチップスは赤ワインに良く合うのだ。
ここまで食べると、もうお腹はいっぱい。
でも彼女は、「ねぇ、コーヒーを頼んで。デザートを食べましょ」。
フロでサラダを選んだ時に、タルトも5個買ってしまったのだ。
コーヒーはポットで持ってきてもらうのが、部屋で飲むときのポイント。
二杯目も熱々のコーヒーを楽しむことができる。
ちょっと食べ過ぎたけど、彼女と過ごす、楽しい『シェラトン都ホテル』の夜でした。









