今夜はフラメンコ、バルセロナ | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20140619_221003.jpg
今夜はフラメンコを観に行く。


ちょっとお洒落な服に着替え、ホテルでもらった赤いカーネーションを一輪、上衣の襟に付ける。


向かったお店は、『エル・パティオ・アンダルス』。


カジュアルなお店だが、私たちの服装を見てか、ステージの真ん前の特等席に案内された。


目の前で肉感的なダンサーが脚を激しく床に打ち付けて踊るので、迫力は相当なもの。




DSC_2072.jpg


メンバーは全部で5人。


三人の踊り子と、一人のギタリスト、そして手を叩きながら朗々と歌う歌い手。



IMG_20140619_221130.jpg
ダンサーは次々と服装を替え、色々な踊りを披露。


それにしてもどの踊り子も肉付きが良いのに、踊りはとても激しい。


毎日二つのステージをこなしても、痩せることはないのだろうかと思ってしまう。


顔つきを見ると、母親と二人の娘のように見えるが、化粧が濃いのでみんな似たような顔に見えるのかもしれない。




IMG_20140619_221156.jpg
この歌い手の声量はかなりのもの。


手拍子も音が大きく、肉厚の手でないとこの音はでないと思う。


私は拍手をしているだけなのだが、ステージの終盤には痛くなってしまった。


IMG_20140523_041657.jpg

食事をしながらの観賞コースを選んだ。


サラダ、パエリアが出されたが、顔はステージに向けたまま食べるので、写真を撮り忘れたし、味も覚えていない。


量が多かったことだけは確かだ。


サングリアが大量に出されたのは嬉しい。


外の暑さに較べ、劇場内はひんやりとしていたが、フラメンコが始まり、拍手を続けているうちに身体が熱くなってきたので、冷えたサングリアが美味いのだ。


IMG_20140523_140617.jpg
日本でも何度も観ているが、本場に居ると言うだけで感激してしまう。


バルセロナでの楽しいフラメンコな夜でした。