ANAミュンヘン/成田線 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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バルセロナからミュンヘン経由で帰国する帰り道。


ミュンヘンでの乗り継ぎ時間はわずか45分。


ルフトハンザ機を降りると、そのままANA機に案内される。


ミュンヘンからの帰りのANA便も満席だったが、幸いなことに三人掛けのスペースを一人で独占できる席を確保することができた。


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左右にテーブルがあるので、とても便利なのだ。


席につき、映画を観始める。


ほとんどの映画を観終えているので、好きなものを選んで何度目かの観賞をする。


まずは、「鑑定人と顔の無い依頼人」。


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水平飛行に入ると、早速シャンパーニュで一人乾杯。


「鑑定人と顔の無い依頼人」は、最後のどんでん返しの場面に差し掛かった。


飛び立つ前から観ているので、シャンパーニュを楽しむ頃には映画は終盤にかかっているのだ。


飲んでいるシャンパーニュは、シャルル・ド・カサノヴ・ブリュット・テート・ド・キュヴェ。


黒ぶどう主体の力強いシャンパーニュ。


好みのタイプである。



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アミューズは、サーモンのオレンジとペッパー風味。


生ハムとエメンタールチーズのルーラード。


そしてアーティチョークのマリネとメロン。


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ワインを白に切り替える。


映画は二本目の、「それでも恋するバルセロナ」。


出てくる場面が、さっきまでいた場所なので観ていてとても楽しい。


そして、ウッディ・アレンの軽妙なタッチに引き込まれてしまう。


選んだ白は、クロズリー・デ・アリジィエのサン・ヴェラン、2012年。


淡いイエロー。


柑橘系の香りをもち、すっきりとした辛口。


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前菜は、海の幸のテリーヌ、ブイヤベース仕立て。


これはサン・ヴェランとの相性抜群。


ワインがどんどん進んでしまう。


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パンもワインに良く合う。


二種類のパンを選択し、バター、黒胡椒、塩、そしてオリーブオイルと共に楽しむ。


さて、メインには赤を合わせることにしよう。


楽しい空の旅の続きは、また明日。