ハモン・イベリコとゴシック地区、バルセロナ | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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久し振りに会う友人達との昼食。


街角のスペイン料理のお店に行く。


どのお店に入っても、アルコール類が豊富に揃っているので楽しくなる。


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外は結構暑いので、冷えたビールが飲みたくなる。


ここの生は、サン・ミゲル。


料理は出てくる前に、ごくごくと一杯を飲み干してしまう。


この一杯がとても美味いのだ。








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友人が天井を指さすので振り向くと、天井にサン・ミゲルのタンクが設置されている。


狭い店なので、設置場所に苦労したのだろう。


この下で食事をしたいとは思わないが、言われてみないとなかなか気が付かないものである。


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ハモン・イベリコやチーズで二杯目のビールを楽しむ。


このあとにイベリコ豚のクリームソース炒めを食べたのだが、撮影忘れ。



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食後は腹ごなしに、ゴシック地区を散策。


ローマ時代に建設された、バルセロナで最も歴史ある地区である。


これはカテドラル。


カテドラルの内部は、時間がある時にまた来ることにする。


カテドラルとは大聖堂のことで、大聖堂は街に一つだけ。


つまりバルセロナの大聖堂はここであり、サグラダ・ファミリアは大聖堂ではないのだ。


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この地区の石畳の道幅は狭く、左右に建物がそびえ立っているので、方向感覚を失いやすい。


カテドラル周辺は、13世紀から14世紀にかけて作られた街で、貴族や富豪の館が立ち並んでいた地区なのだ。










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石造りの建物に囲まれた路地は昼でも薄暗いが、観光客が数多く行き交うので不安は感じない。


でも、気を付けていないと今居る場所がわからなくなってしまう。


何処を見ても石造りの建物だし、空が少ししか見えないので太陽の方向がわからないのだ。










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サン・ジャウマ広場に出た。


市庁舎の前の広場で、人間の塔で有名なメセル祭りが毎年9月24日に開催される場所である。


この市庁舎は、14世紀の建築物である。


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しばらくゴシック地区を散策していると、サンタ・マリア・ダル・マル教会に出た。


1329年の建立で、カタルーニャ・ゴシックを代表する建築物である。


外観も内装も力強さに満ちているが、その装飾はとても簡潔。


これがカタルーニャ・ゴシックの特徴なのだ。




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ゴシック地区の狭い道の左右には、多くの商店が軒を並べる。


お土産物屋さんも多いが、タパス料理のお店やカフェ、ジェラート店も多い。


明日は時間があるので、どこかのレストランで昼食をとり、ジェラートも味わうことにしよう。










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市庁舎前の広場にも、カフェがテーブルを広げている。


向かいのビルは軒を並べているように見えるが、この間にも路地があり、多くの店が並んでいるのだ。


今日も楽しい、バルセロナのゴシック地区の散策でした。