夕食はタパス料理でスペイン・ワイン、バルセロナ 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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バルセロナのタパス料理店で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


店の支配人がカタルーニャのお勧めのワインがあるというので、試飲してみた。


なかなか美味いので、1本をもらうことにした。


このワインを飲むことにした理由は、美味しいだけではなく、このインパクトのあるエチケット。


ハートに縫い目があるので、子供の心臓移植のドネーションのためのワインかと考えたのだ。


ところが支配人に聞いてみると、地元の画家の作品とのことで、心臓移植とは関係ないそうだ。


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ほのかに甘い果実味が心地よい、綺麗な薄いピンクのワイン。


ボトルの裏のラベルに書かれた説明文にちょっと驚く。


スペイン語の下に、英語訳も書かれている。


「私の酸っぱくて甘いリンゴの心臓に噛みついて、私を食べて! シャープな後味、際立つエッジ、そして滑らかで優しいタッチ、大好きになるよ」


絵と合わせて読むと、趣味が良いのか悪いのか判断に苦しんでしまう。


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タパス料理が続いて出される。


アンチョビーはスライスド・トマトの上に乗せられて出てきた。


塩分が強いので、トマトとの組み合わせはなかなか良い。


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タコも必須のアイテム。


バルセロナのタコは、どこで食べても美味いのだ。




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メニューにパスタは無い。


でも食べたいと支配人にお願いすると、厨房と相談してマカロニならあるので作りましょうとの嬉しい返事。



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食事を終え外に出ると、街は夜の帳に覆われていた。


あのトラ・アグバル、バルセロナ水道局のビルが美しく輝いている。


昼に見ても目立つデザインだが、夜のイルミネーションは一層派手さが際立つ。


さて、明日はガウディの作品を見に行くことにしよう。


バルセロナで過ごす、楽しい夜でした。