地元の友人が、韓定食の店に連れて行ってくれた。
この店は初めて、なかなか立派な門構えである。
予約していた個室に通されテーブルに着くと、次々と料理が運び込まれてくる。
ソウルではメイン料理の前に出される付け出しの量がとても減っているが、さすが食で有名な全羅南道、量も種類も半端ではない。
どれも美味しく、食べ過ぎになると思いながら、ついつい箸が出てしまう。
油で焼いて、辛し味噌が塗られている。
これが美味いのだ。
テーブルの遠い場所にある皿には手が届かないので、友人に頼んで取ってもらう。
ひとしきり食べたところで、トルソパブ(石焼ごはん)が出される。
白米に加え、雑穀や豆が炊き込まれている。
これも健康食品。
まずご飯を茶碗によそい、石鍋にこびりついたご飯を残し、そこに暑い湯を注いで蓋をする。
石鍋が熱々なので、しばらく置くと澄んだおかゆ、ヌルンジの出来上がり。
食事が美味しいので、飲んだビールを撮影するのを忘れてしまった。
友人に感謝の、韓定食の昼食でした。