今朝は早目にホテルを出て、少し遠出。
バルセロナには意匠を凝らした建物が多い。
地下鉄の出口の上にあるこの建物は何なんだろう。
屋根の内側がガラス張りになっているのだ。
その変わった外観に惹かれて行ってみると、何とそこはガレージ・セールや日曜市と言った場所。
雑多な古い家具や食器、本が所狭しと出品されている。
何か買い物をしたいが、時間が掛かりそうなので諦める。
上を見上げると、建物の屋根の内側に張られた鏡に下の様子が写っている。
骨董品と現代建築の組合せという、何とも不思議な空間である。
市場の外に出ると、目の前にサグラダ・ファミリア聖堂が見える。
この距離なら歩いても行けそうだ。
左右にはエンタシスが立ち並び、ギリシャの宮殿を思わせる造りとなっている。
ここからもトラ・アグバル、バルセロナ水道局ビルが見える。
グラン・ビア・ダ・ラス・コルツ・カタラナス通りを進むと、モヌメンタル闘牛場に出る。
カタルーニャ地方では、動物愛護団体の反対により闘牛は禁止されている。
市内に二か所ある闘牛場は、ひとつはショッピングセンターに、そしてここは闘牛博物館になっている。
そろそろホテルに戻らないと、朝食を逃すことになりそうだ。
楽しい朝の散歩でした。