3月末からは羽田から飛べるようになったので、とても便利。
機内サービスが始まると、早速シャンパーニュを楽しむ。
今のANAの長距離路線のシャンパーニュは、シャルル・ド・カザノヴ、ブリュット・テート・ド・キュヴェ。
シャルル・ド・カザノヴは1811年創立で、自社畑は200ha、契約農家の畑は700haに及び、年間販売量は300万本を超える大手メゾン。
セパージュは、ピノ・ノワール50%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ20%。
最近のANAの長距離路線のビジネスクラスは、半個室タイプになっている。
機内の席配置は三列になっており、両側の窓側は一人だけの席。
真ん中は、二席/一席が交互に並ぶ。
私の今回の席は真ん中の列の二席タイプ。
でも、隣の席とはこんな壁で仕切られているので、一人だけの空間を楽しむことができる。
もちろん就寝時にはフルフラットになる。
シャンパーニュと共に、アミューズを楽しむ。
姫皮たけのこ寄せオクラのピューレ添え、鰊のマリネとフェタチーズ・セミドライトマト、柚子風味のチーズバー。
ブルゴーニュ、マコネのサン・ヴェラン、2012年。
造り手は、クロズリー・デ・アリジィエ。
淡いレモン・イエロー、フレッシュな柑橘系の香り。
クロズリー・デ・アリジィエは、シャブリの雄、ジャン・マルク・ブロカールの長男、ステファン・ブロカールが手掛けるネゴシアン。
良質のブルゴーニュ・ワインをリーズナブルな価格で販売している、注目のネゴシアンである。
前菜は、ロール仕立てにしたソフトドライビーフとシーフードのタルタル、グリーンアスパラガス添え。
アミューズも前菜も美味いので、シャンパーニュも白も複数杯を重ねてしまった。
メインが出されたので、赤ワインに切り替え。
今日は、マス・ピコサ・レッド・ネッド・グッドウィンMW・セレクション、2012年、カプサネス。
スペイン、カタルーニャのワインということは、まさに今回の目的地のワイン。
ANAのために特別にブレンドされたワインで、醸造にはマスター・オブ・ワイン(MW)のネッド・グッドウィン氏が参画している。
メインは、宮城松島ビールで煮込んだ、十勝短角牛のシチュー。
脂身の少ない短角牛は大の好物。
食後は、さらにワインを楽しむため、チーズ・プレートを注文する。
クロミエとゴルゴンゾーラ。
カットが大きいのが嬉しい。
さて、ミュンヘンまでのフライトはまだ続きます。