ANA羽田ーミュンヘン線 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20140520_144211.jpg
久し振りのヨーロッパ。


3月末からは羽田から飛べるようになったので、とても便利。


機内サービスが始まると、早速シャンパーニュを楽しむ。


今のANAの長距離路線のシャンパーニュは、シャルル・ド・カザノヴ、ブリュット・テート・ド・キュヴェ。


シャルル・ド・カザノヴは1811年創立で、自社畑は200ha、契約農家の畑は700haに及び、年間販売量は300万本を超える大手メゾン。


セパージュは、ピノ・ノワール50%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ20%。


DSC_1848.jpg
最近のANAの長距離路線のビジネスクラスは、半個室タイプになっている。


機内の席配置は三列になっており、両側の窓側は一人だけの席。


真ん中は、二席/一席が交互に並ぶ。


DSC_1851.jpg

私の今回の席は真ん中の列の二席タイプ。


でも、隣の席とはこんな壁で仕切られているので、一人だけの空間を楽しむことができる。


もちろん就寝時にはフルフラットになる。


DSC_1852.jpg

シャンパーニュと共に、アミューズを楽しむ。


姫皮たけのこ寄せオクラのピューレ添え、鰊のマリネとフェタチーズ・セミドライトマト、柚子風味のチーズバー。


IMG_20140520_144145.jpg
前菜が出されると、白ワインに切り替える。


ブルゴーニュ、マコネのサン・ヴェラン、2012年。


造り手は、クロズリー・デ・アリジィエ。


淡いレモン・イエロー、フレッシュな柑橘系の香り。


クロズリー・デ・アリジィエは、シャブリの雄、ジャン・マルク・ブロカールの長男、ステファン・ブロカールが手掛けるネゴシアン。


良質のブルゴーニュ・ワインをリーズナブルな価格で販売している、注目のネゴシアンである。


DSC_1854.jpg
前菜は、ロール仕立てにしたソフトドライビーフとシーフードのタルタル、グリーンアスパラガス添え。


アミューズも前菜も美味いので、シャンパーニュも白も複数杯を重ねてしまった。


IMG_20140520_144126.jpg

メインが出されたので、赤ワインに切り替え。


今日は、マス・ピコサ・レッド・ネッド・グッドウィンMW・セレクション、2012年、カプサネス。


スペイン、カタルーニャのワインということは、まさに今回の目的地のワイン。


ANAのために特別にブレンドされたワインで、醸造にはマスター・オブ・ワイン(MW)のネッド・グッドウィン氏が参画している。


DSC_1856.jpg

メインは、宮城松島ビールで煮込んだ、十勝短角牛のシチュー。


脂身の少ない短角牛は大の好物。



DSC_1858.jpg
食後は、さらにワインを楽しむため、チーズ・プレートを注文する。


クロミエとゴルゴンゾーラ。


カットが大きいのが嬉しい。


さて、ミュンヘンまでのフライトはまだ続きます。