
今夜は彼女がまた『マルゴ』に行きたいと言うので、ブリック・スクエアで待ち合わせ。
丸ビルの地下でワインショップを覗いたあと、地上に出て丸ノ内パークビルに向かう。
手前に見えるのがパークビル、その先が三菱一号館。

両方の建物の間を右に入ると、そこがブリック・スクエア。
すぐ目の前に見えているのが今夜の目的のお店、『マルゴ』。
店の前のベンチで休んでいると、すぐに彼女が現れた。

一緒に店に入り、カウンターの一番奥の何時もの席に着く。
今日は、色々なワインをグラスで楽しむことにする。
彼女は泡、アンティッシュ、クレマン・ド・リムー、ブリュット、マルゴ・ラベル。
ラングドック・ルーションのリムーにあるアンティッシュは、クレマン・ド・リムーで金賞を受賞した造り手。
そのアンティッシュをお店のハウス・スパークリング・ワインに採用しているのだ。

泡や白乃冷えたワインをグラスに注ぐと、フロストになる。
だから自動焦点カメラでは気を付けないとボケてしまう。
言い訳はともかく、この写真ではわからないが泡立ちは良い。
一口飲ませてもらったが、フルーティでキレの良いスパークリングだ。

私は白を選ぶ。
マルク・クライデンヴァイスのアルザス・クリット、ピノ・ブラン、2011年。
フランスのワインだが、アルザスなのでドイツ語名。
樹齢50~60年の古木のぶどうから造られるワインなのだ。

ヴィエイユ・ヴィーニュと言える樹齢の高いぶどうから造られたワインだけあって、しっかりとしたストラクチャーを持ち、ミネラル感に富む。
彼女のクレマン・ド・リムーも美味しいが、これもなかなか良い。
二人で交換しながら飲むのも楽しい。

前菜には、サーモンのパテ。
淡白な味だが、サーモンの脂質とオリーブオイルがアルコールから胃を守ってくれる。

ワインを飲むときは、パンもしっかりと食べる。
この胡桃パン、かなり美味しいのだ。
彼女と過ごす丸ノ内の楽しい夜の続きは、また明日。