今夜は新丸ビルで彼女と待ち合わせ。
場所は、『AWキッチン』。
人気の店なので、早目に予約をしておいた。
オープン・スタイルの店に入ると、左にはウエィティング・バーがあり、アンリ・ジローのシャンパーニュを飲みながらテーブルが空くのを待つことができる。
ダイニング・ルームの一番奥、何時ものテーブルに案内される。
今夜のワインを選んでいると、約束した時間丁度に彼女が現れた。
テーブルに案内する支配人の声のテンションが少し高くなったので、顔を上げなくても彼女の到着だとわかる。
席を立ち、彼女を迎える。
「今夜は白から始めようよ。ワシントン州のソーヴィニヨン・ブランにしたいけど、好いい?」
「うん、お任せする。ワシントン州なら美味しそう」
ワシントン・ヒルズのコロンビア・ヴァレー、ソーヴィニヨン・ブラン、2012年。
柑橘系やリンゴの香りを持ち、果実味も豊か。
ワシントン・ヒルズのワインは、とにかくコスト・パフォーマンスが良い。
ワインを楽しみながら、支配人と相談して料理を選ぶ。
この過程がまた楽しいのだ。
このパンが美味いのだが、あまり食べ過ぎると料理がお腹に入らなくなるので要注意。
パンと一緒に、バタークリームとエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルが出される。
少し油脂類をお腹に入れておかないと、ワインの酔いが回ってしまう。
彼女と過ごす、新丸ビルの楽しい夜は始まったばかり。
続きはまた明日。
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