今夜のお家ワインも、昨年末に彼女と旅したカリフォルニアで購入したもの。
サンフランシスコのフェリー・ターミナルのワイン・ショップで購入したが、産地はオレゴン州。
カベルネ、メルローやジンファンデルばかりでなく、ピノ・ノワールも買いたいと思ったが、ピノとなるとやはりオレゴンが良いと考えたのだ。
いかにもアメリカらしいエチケット。
造り手は、ユニオン・ワイン。
ユニオン・ワインは、2005年に設立された新しいワイナリー。
オレゴン・ワインの価格が高くなる中で、誰でも何時でも飲むことができるワイン造りを目指して設立された。
そこで、瓶のボトルだけでなく、缶入りのピノ・グリ、ピノ・ノワールも販売している。
オレゴンのピノは美味いが、確かに価格が非常に高いものが多い。
このアンダーウッドは日常ワインとして購入できる価格だったが、味はどうなのだろう。
口に含むと、ベリー系の果実香と果実味を持つ。
ブルゴーニュのような複雑なストラクチャーこそ無いものの、酸味やタンニンもほどほどに良く、綺麗なピノ・ノワールである。
メーカーのホーム・ページを見ると、2012年のアンダーウッド、ピノ・ノワールのテイスティング・ノートには、プラム、ブルーベリー、ラズベリーと書かれている。
このワインを飲んでいると、楽しかったサンフランシスコやナパ、ソノマも旅を思いだす。
今夜も楽しい、お家ワインでした。