丸ノ内パークビルのブリックスクエアにある『マルゴ』で彼女と過ごす、素敵な夜の続き。
シャンパーニュのボトルを飲み干した後は、赤ワインをグラスで注文。
彼女は、大好きなフレデリック・マニャンのニュイ・サン・ジョルジュ、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2011年。
そして私は、ブルゴーニュ・パストゥグラン、トープノ・メルム、2002年。
2002年のバックヴィンテージでも充分に強いというので、試してみることにしたのだ。
彼女はニュイ・サン・ジョルジュに大満足。
フレデリック・マニャンは元々好きな造り手だったが、彼が来日した時に彼女を誘って一緒に昼食をとったことがある。
それ以来、彼女は益々フレデリックが好きになってしまった。
美味いパンがあれば、それだけで赤ワインは進む。
でも食べ過ぎると料理がお腹に入らなくなるので、要注意だ。
二杯目の赤ワインは、今度は私がフレデリック・マニャンのニュイ・サン・ジョルジュ。
そして彼女はコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、レ・フォルノー、パスカル・ラショー・ラベル、2007年。
キュヴェ・ダニエル・ショパンのワインだが、パスカル・ラショーお気に入りということで、彼のサインが入っているのだ。
焦げたバターの香りが食欲をそそる。
アルファルファも半分ずつ盛り付け。

カウンター席の横も後ろも全てセラー。
ボルドーやブルゴーニュの銘醸ワインがずらりと並べられている。
ちょっと見た目は悪いが、ソフトシェルクラブは二人の好物。
彼女と過ごす、丸ノ内の素敵な夜はまだ続きます。