今夜は何を飲もうかと、セラーの中をごそごそ。
セラーから取り出したワインは、昨年末に彼女と共に旅したサンフランシスコで購入した8本の中の1本。
このボトルは、フェリー・ビルディングの中にあるワイン・ショップで購入したもの。
何ともインパクトのあるエチケットなので、思わず買い物かごに入れてしまった。
ノヴァ・ヴィンヤーズ、オールド・ワイン・カンパニー、オールド・ヴァイン・ジンファンデル、2012年。
ノヴァ・ヴィンヤードについては詳しくはわからないが、レイク・カウンティーにあり、ぶどうの植栽は1960年代とのこと。
ぶどう畑は1600フィートの高さの場所にあり、このワインは14樽生産されたそうだ。
価格のタグが付いている。
本体価格は17US$で、それに税金が付く。
最近はカリフォルニア・ワインの価格が高騰していることを考えると、とてもお手頃な価格と言える。
エチケットのデザインに似て、昔ながらの土臭いジンファンデルかもと心配したが、とても綺麗な強いボディでほっとする。
いや、むしろ洗練されていると言っても過言ではない。
エッジが立っていてアルコール度数の高さを示しているが、アルコ-ル・アタックをあまり感じさせない果実味を持っている。
因みにアルコール度数は14.8%。
彼女は何とここでルイ・ジャドのブルゴーニュ・ワインを購入して私を驚かせた。
確かにお買い得価格だったが、私はここはカリフォルニアなのだと自分に言い聞かせ、やせ我慢をしてしまった。
素敵だった昨年末のサンフランシスコ旅行に想いを馳せた、楽しいお家ワインでした。