丸ノ内の天空の楽園、『マンゴツリー東京』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
シャンパーニュを飲み干した後は、白ワインを抜栓。
イタリア、シチリアのコーレ、ピノ・グリージョ。
生産者はカンティーネ・コロンバ・ビアンカ。
1970年設立のワイン生産者協同組合で、8100haのぶどう畑、2118人のメンバーを有する、シチリア最大規模のワイナリーである。
洋ナシやピーチのような果実香を持ち、それでいてきりりと引き締まった辛口。
シチリアと言えば暖かい南国の気候を想像するが、このピノ・グリージョの畑は標高450m。
醗酵はステンレス・タンクを用い、ぶどうの自然な香りを大切にしているのだ。
サラダの次は彼女が大好きな、海老・豚肉・春雨の具材たっぷり揚げ春巻き。
一度はメニューから消えてしまったが、ここに来るたびに彼女はこれを特別注文し、とうとうメニューに復活したのだ。
二人の皿に取り分けるが、この料理だと美しく盛り付けるという訳にはなかなかいかない。
でも美味ければそれで良いのです。
ソースはスイートチリが添えられているが、彼女はナンプラーとタイの醤油を混合したソースが好きなので、特別に出してもらう。
そして、二人の好物、パクチーも追加で注文。
ディープに揚げた鶏を、パームシュガーに付けて食べるのだ。
彼女の皿には、花を添える。
丸ビル35階の『マンゴツリー東京』で彼女と過ごす素敵な夜の続きは、また明日。