友人宅で楽しむインド・ワイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


DSC_1376.jpg

ホテルを出て、コルカタの雑踏に車を進める。


コルカタを発つ飛行機便が深夜なので、友人の家でのんびりさせてもらうことにしたのだ。


DSC_1377.jpg
街は車であふれ、クラクションが鳴り響く。


渋滞の横を路面電車が走り抜けるが、その線路の上も警笛をならさないと車で塞がれてしまう。



DSC_1375.jpg
ちょっと遠回りして、ヴィクトリア・メモリアルの前を走る。


イギリス統治時代はコルカタ(カルカッタ)が首都で、その象徴がこの総督府なのだ。



IMG_20140315_120305.jpg

友人宅に着くと、さっそくビールのお出迎え。


まずは、バドワイザー。


バドもインドではポピュラーなビール。


暑い雑踏から抜け出して来たので、冷えたビールが美味い。













IMG_20140315_120246.jpg
続いて、キングフィッシャーのブルー。


好みから言えばキングフィッシャーのストロングが好きだが、すっきり爽やかなブルーも暑い国ではなかなか良いものだ。


ウルトラを置いている店は少ないようなので、これからはブルーを愛飲することにしよう。
















IMG_20140315_120159.jpg
ここでワインに切り替える。


最初は、スラ・ヴィンヤーズのモザイク。


スラ・ヴィンヤーズについてはあまりに有名なので詳しい解説は不要だろう。


一言で言えば、アメリカのシリコン・ヴァレーで富を築いたラジーヴ・サマントが故郷のインドに戻り、美味いインド・ワインを飲むために自ら始めたワイナリー。


1997年創業ながら、今では世界的に知られたワイナリーとなっている。


ワイナリーはインド、ワイン産業の聖地とも言えるナシクで、ムンバイ(ボンベイ)の北に位置する。

IMG_20140315_120225.jpg
そして赤は、これもインドを代表するワイナリーであるグローヴァー・ヴィンヤーズのラ・レゼルヴ、2010年。


グローヴァー家三代に渡ってワイン造りに努力を続け、今ではミッシェル・ロランとのコラボ・ウィンとして有名になっている。


インドで最初にフランス種のぶどう栽培を始めたのは、このグローヴァーなのだ。


ワイナリーの場所はスラと違い、バンガロールの北、デカン高原にある。


深夜便を待つと言う理由で時間をビールとワインで潰し始めたが、それにしても飲み過ぎてしまった。


コルカタからシンガポールまでは寝ていくことにしよう。


コルカタの友人宅での、楽しい夜でした。