今夜は何を飲もうかと、セラーを物色。
飲みたいボトルはいっぱいあるが、どれも彼女と一緒に飲むと決めたもの。
そこで気軽なデイリー・ワインを取り出す。
イタリア、ウンブリア州のソッラツォ、サンジョヴェーゼ・メルロー、2011年。
ウンブリア州は、海に面しない内陸部の州。
有名なワインはオルヴィエートであるため、白ワインの産地と思われているかもしれない。
ソラッツォが造るこのワインは、ステンレスタンクで醗酵、醸造を行い、そのまま瓶詰されている。
そのため、ぶどうのより自然な果実味を味わうことが出来るのだ。
豊穣なぶどうの果実味を持ちながら、すっきりとしたミディアム・ボディ。
酸のバランスも良く、気軽にぐいぐい楽しむことが出来るワインである。
セパージュは、サンジョヴェーゼ70%、メルロー30%。
今夜も楽しい、イタリアワインの夕べでした。