前菜で白ワインをしばらく楽しんだあと、赤ワインに切り替える。
セダーバーグが造る、メルロー・シラーズ、2010年。
エチケットを採集するために、粘着フィルムを貼ってからまだ写真を撮っていないことに気が付いた。
セダーバーグは、南アフリカのケープフローラルキングダムのセダーバーグ・マウンテンに6代に渡って居住する、ニューウィッジ・ファミリーのワイナリー。
ファースト・ヴィンテージは1977年と新しいが、近年はコンクールで賞を受賞するなど、高い品質が評価されている。
色合いはとても濃い。
口に含むと、豊かな果実味と酸味の調和が良い。
ボディは重すぎず、グラスを重ねても飲み疲れが来ない。
野菜がたっぷりと添えられているのが嬉しい。
ブリーとブルー、赤に良く合って美味い。
シンガポール空港では、乗り換え時間を利用してターミナル内をウォーキングすることにしよう。
今回も良く食べ良く飲んだ。
さて、映画に集中することにしよう。
そこで、きつねうどんを食べることにする。
お供は、ブルゴーニュのクロズリー・デ・アリジィエのサン・ヴェラン、2012年。
淡い黄金色だが、写真ではとても白っぽく写ってしまった。
うどんにワインも、合わせてみれば美味いものだ。
あきらかに食べ過ぎ。
ロバート・デ・ニーロ、マイケル・ダグラス、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインが共演するコメディ・タッチの映画。
ハリウッドの驚くところは、こんな気楽な映画にこんな名優が共演するところ。
機内では既に、「ホビット、竜に奪われた王国」、「マイティ・ソー、ダーク・ワールド」、「それでも夜は明ける」、エンダーのゲーム」、「ゼロ・グラビティ」、「キャプテン・フィリップス」、「大脱出」、「オール・イズ・ロスト」も観てしまった。
「アバウト・タイム」も面白かったし、「あなたを抱きしめるまで」や「やさしい本泥棒」では涙を流してしまった。
今回も楽しい、機内のひとときでした。