今夜は久し振りに、彼女とお食事。
待ち合わせ場所は、丸ノ内、KITTEの5Fにある、『ドン・ピエール・ハート』。
KITTEの中は吹き抜けになっているので、開放感がある。
待ち合わせ時間よりだいぶ早く着いたので、5Fから下を見下ろしたり、店の入り口の写真を撮ったりして少し時間を潰す。
このお店、メルシャンのアンテナ・ショップだった京橋の『メルシャン・サロン』が前身なのだ。
ここからは東京駅丸の内駅舎が見渡せるのだ。
その絵を一枚撮っていると、後ろから彼女の声。
私が海外に出ていたので、結果として彼女と会うのは久し振りとなる。
「早かったね。まだ待ち合わせ時間前だよ」
「きっと貴方は早く来ていると思ったの」
そう言われて喜ぶべきかどうかわからないが、彼女が早く来てくれたことは嬉しい。
店長のプレゼントのスパークリング・ワインで乾杯し、料理とワイン選びにかかる。
野菜に、豆やポテトが添えられており。
葉物だけでなく、豆類や根菜類を食べることが出来る優れものだ。
ここのパンも美味いが、何時もワインと共に食べ過ぎ、お腹がいっぱいになってしうので要注意。
最初のワインはシャプティエが造る、ペイ・ドック・ブラン、2012年。
ローヌの名門が造る、気軽なIGPワインである。
シャプティエは200年の歴史を誇るローヌのトップ・ドメーヌであり、優れたネゴシアンとしても知られ、早くからビオディナミを導入したことでも有名。
ピーチのような甘い果実香を持ちながら、口に含むと酸とミネラルを持つ爽やかな辛口。
さすがシャプティエ、エコノミーなワインでも素晴らしい品質を保っている。
セパージュは、平均樹齢30~40年のテレ・ブランを主体に、ヴェルメンティーノが加えられている。
ガーリックの効いたムール貝が、白ワインにとても良く合う。
さて、彼女と過ごす『ドン・ピエール・ハート』での楽しい夜の続きは、また明日。