出国審査を終えると、見慣れたこの像の前に出る。
何時もこの前を通って搭乗ゲートに近いラウンジに向かうのだが、一度も写真を撮ったことがなかった。
左右に長いこの像の前では何時も観光客が記念写真を撮っているので、他人を写さずに撮影するのはかなり困難。
でも今回は上手く合間を縫って像のみの撮影に成功。
機体が安定飛行に入ると、早速シャンパーニュで乾杯。
モントードン・ブリュット・レゼルヴ・プルミエール。
ランスの大聖堂のほど近くに本拠を構える家族経営の老舗メゾン。
セパージュは、ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ30%、シャルドネ20%。
繊細ながら力強く、豊かな味わいを持つ素晴らしいシャンパーニュである。
シャンパーニュにとても良く合う。
途中まではシャンパーニュと併せ、後半は白ワインに切り替える。
白は、アルベール・ビショーのサン・ヴェラン、2011年を選ぶ。
アルベール・ビショーは1831年創業のブルゴーニュの名門ネゴシアン。
ぶどうの果実味を活かした優しいワイン造りをしており、好きな造り手の一人である。
機内でワインばかり飲んでいると酔いが回るので、パンも早目にしっかりと食べることにしている。
今回もこのパンを平らげ、お代わりをしてしまった。
パンは、バターとエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルで食べる。
オリーブオイルにちょっと黒胡椒を混ぜて食べても美味い。
楽しいANAの機内での食事とワインのご紹介の続きは、また明日。