今夜は生牡蠣でワイン、ジャック・ポット、丸の内 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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丸の内のオイスターバー、『ジャック・ポット』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


今夜は牡蠣尽くしなので、二本目のワインは白を選ぶ。


フランス、ラングドック・ルーション地区の超人気醸造家、ジャン・クロード・マスが造る、レ・タンヌ・オクシタン、シャルドネ、2012年。


レ・タンヌとは、南仏やイタリアの一部で使われているロマンス語系の言語であるオクシタン語で、水脈と言う意味。


地域の特性を大切にする造り手の想いが名前にも表れている。


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とてもコスト・パフォーマンスの良いジャン・クロード・マスのワインの中でも、レ・タンヌ・オクシタンはとても良心的なシリーズ。


品質は高く、このワインも2013年のパリ農業コンクールで金賞を受賞している。


さらに言えば、彼が造るワインの全てのシリーズが金賞を受賞すると言う快挙を成し遂げているのだ。


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続く料理は、牡蠣のアヒージョ。


熱々のスープをパンで掬って食べる。


美味いが、結構お腹に溜まってしまった。


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牡蠣の白ワイン蒸し。


大きなポットに大振りの牡蠣が詰まって出される。


香りが最高。



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牡蠣の殻を開き、白ワインと牡蠣の香りが交錯する身を口に放り込む。


至福のひと時。




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身を食べた後は、残ったスープでリゾットを作ってもらう。


牡蠣の旨味が凝縮されたこのリゾットは、この店の名物料理。


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白ワインが残っているので、オリーヴをつまみにグラスを重ねる。


彼女との話は尽きない。


でも、結構酔いが回ってきた。


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デザートは、盛り合せで注文。


お腹がいっぱいなのでもう無理、と言いながら、私もきっちり半分食べてしまう。


明日から運動量を増やすことにしよう。


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〆のコーヒーを愉しむ。


気が付くと、周りのテーブルは客が入れ替わっている。


少々長居をし過ぎたようだ。


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丸ビルを通り抜け、東京駅丸の内側に出る。


丸の内駅舎が改装され、八重洲側にも高層ビルが立ち並び、景色が一変した。


今夜も楽しい、彼女と過ごす丸の内の夜でした。