今夜のワインは西麻布で、タニーチャ | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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久し振りに、彼女と共に西麻布の『タニーチャ』を訪れた。


ここはイタリアンの名シェフ、茶谷さんのお店である。


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茶谷さんとのお付き合いは、もう随分長くなる。


店がまだ六本木通りの反対側にあった頃から、茶谷さんの料理に魅了され、通い始めたのだ。


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まずは、白ワイン。


今夜はフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のシャルドネを選んだ。


このワインは初めて。


茶谷さんが選ぶワインは他の店とは異なり、マイナーだが高品質の素晴らし造り手のものが多い。


ここで初めて飲んでファンになったワインも多い。






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とても濃い麦藁色。


もっとフルーティで香りの強いシャルドネを想像していたが、香りも味わいも年を経た麦藁のニュアンス。


まるでブルゴーニュのヴィンテージ・シャルドネを飲んでいるような、素晴らしいボディ。


やはり茶谷さんが選ぶワインは只者ではない。


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自家製グリッシーニ。


このグリッシーニを見ると、いつもバッタの触角を連想してしまう。




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アミューズは、かぼちゃのスープと黒トリュフ入りサラミ。


彼女はサラミが苦手だが、これは美味しいと言って食べてしまった。

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一品目の前菜は、静岡産キハダ鮪。


皿に散らしたカラスミを付けて食べると、とても美味い。



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続いて、面白い料理が出された。


豚の軟骨のミンチの豚足詰めソーセージ。


コラーゲンたっぷりの料理である。


さて、彼女と過ごす楽しく美味しい夜の続きは、また明日。