今夜のお家ワイン、ル・シルク・ルージュ、フランス | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜は、フランスの気軽な赤を抜栓。


フランス南東部、スペイン国境に近いルーション地域のヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン。


造り手はヴィニュロン・トタヴェル・ヴィングロー、ワイン名はル・シルク・ルージュ、2011年。


ロバート・パーカー評点91点のシールが貼られているが、それで購入したのではない。


このワイン、素晴らしいコスパ・ワインなのだ。


ルーション地域はボルドーやブルゴーニュに較べ土地代が大幅に安く、良質のワインを良心的な価格で生産・販売することができるので、注目の地域なのだ。


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これがロバート・パーカー評点のシール。


私の好みは彼の評点とは異なるので購入の基準とはしていないが、一般的には確かに大きな販売促進材料なのだろう。


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表のエチケットにはワイン名とぶどう名しか記されていない。


裏のエチケットを見ると、ヴィンテージ、産地、造り手の情報が掛かれている。


エチケット収集には、この二枚とも必要なようだ。


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色合いは濃く、口に含むと強い果実の存在感。


太陽の恵みが凝縮されたような、それでいて洗練されたフルボディ。


アルコール・アタックは強くないが、度数は14.5%もある。


セパージュは、グルナッシュ45%、カリニャン25%、シラー20%、ムールヴェードル15%。


確かにこれは上質の赤である。


今夜も楽しい、お家ワインでした。