サンフランシスコ、ノブ・ヒルにあるフレンチの名店、『ケイコ・ア・ノブ・ヒル』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
このワインは、6種類目。
食後に飲むシャンパーニュは、デュヴォー、クレーム・ド・キュヴェ、ドゥミ・セック。
デュヴォーは1846年創設で、シャンパーニュのトップ・キュヴェの一角を占めている。
ブリュット全盛時代に、食後に味わうドゥミ・セックは新鮮に感じる。
思っていたほどの甘口ではなく、とても上品で洗練された味わいを持つ。
セパージュは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。
口直しのアイスクリーム。
これがシャンパーニュに良く合うのだ。
ここで7種類目のワインとして、ポルトが出される。
ポルトガルのフォーティファイド(酒精強化)・ワインである。
キンタ・ド・インファンタード、ポルト・コルヘイタ、2001年。
コルヘイタは、単一年のぶどうを用い、7年間以上樽熟成させたもの。
米国に来る機内でも、食後のポルトを楽しんだ。
このポルトは特別。
強い熟成感と上品な甘さを持つ。
しばし無言で、食後の楽しい時間を味わう。
ここでデセールが出される。
おや、このボールは何なんだろう。
大きなチョコレートのボールを割ると、中から柔らかで濃厚なチョコレートが出てきた。
これは楽しく美味しい創意工夫。
もうお腹はいっぱいなのだが、プチフールがあまりに美味しそうなので、つい手が出てしまう。
彼女がもう無理だというので、結局私が全て食べてしまった。
今夜の料理もワインも素晴らしかった。
彼女と共にこんな素敵な時間を持てたことに感謝。
宿泊先の『ウエスティン・セント・フランシス』への帰り道は下り坂なので、転がっても帰り着くことができる。
素敵な一年のスタートとなった、彼女と過ごすノブ・ヒルの夜でした。





