サンフランシスコ、ファイナンシャル・ディストリクトの人気店、『ブルバード』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
二本目のワインは赤を選ぶ。
シェレル・ヴィンヤードが造る、ジンファンデル、アレクサンダー・ヴァレー、2009年。
シェレルは、1991年がファースト・ヴィンテージの小さなワイナリー。
アレクサンダー・ヴァレーで栽培するジンファンデルから始め、今ではロシアン・リヴァーのピノ・ノワール、ソノマ・カウンティーのシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーと生産を拡大している。
とても濃く、しっかりとした骨格を持つ。
アルコール度数は14.5%もあるが、アルコール・アタックはあまり感じず、とても洗練されている。
近年のジンファンデルは本当にレベルが高く、多様な味わいを楽しむことができる。
あまりお腹が空いていなかったので、料理は軽めに注文。
「私達って、何時もお腹がいっぱいだと思わない?」と彼女に言われたので、今夜は自重することにしたのだ。
それにしても、このサラダは美味い。
ジンファンデルと合うかどうか心配したが、バターソースが強かったので、美味しく食べ、飲むことができた。
店内が暗いので、無理して撮影するとこんな写真になってしまった。
彼女は、珍しいことにアイスクリームだけを選ぶ。
よほどお腹がいっぱいのようだ。
食後のコーヒーは格別。
飲み干すとすぐにまた熱いコーヒーを満たしてくれるのが嬉しい。
ファイナンシャル・ディストリクトの『ブルバード』で彼女と過ごす、素敵な夜でした。