今夜は彼女と、ピオ・チェーザレ、ザ・リッツ・カールトン東京 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

『ザ・リッツ・カールトン東京』の45階、 『アジュール・フォーティファイヴ』で開催された、ピオ・チェーザレ・ワイン会の続き。

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二種類目のワインは、ピオディレイ、ランゲ、シャルドネ、2011年。


これは驚きのシャルドネ。




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豊かな熟成感、干し草のニュアンス。


ブラインドで飲めば、ブルゴーニュのグラン・クリュだと思ってしまう。


これなら、アンジェロ・ガイアのガイア&レイにも匹敵するのではないかと思ってしまう。


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パンは三種類。


どれも美味いが、クルミのパンは絶品。


お代わりをして食べてしまう。



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パンのお供のバターも二種。


無塩なので、パンに載せて食べきってしまった。





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最初の料理は、金沢産紅葉鯛のタルタル仕立て、ブラックオリーブの香り。


今夜の料理は、ピオ家のワインに合わせ、考え抜かれたメニュー。



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三種類目のワインは、バルベーラ・ダルバ、フィデス、2009年。


実は彼女は、バルベーラの酸味があまり得意ではない。


ところが、このフィデスは今までに飲んだことが無い美味しさ。


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バルベーラのポテンシャルの高さを知る、驚きの力強さ。


フィデスとは、古典ラテン語で信頼という意味。


まさに信頼に足る、素晴らしいバルベーラである。

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続く料理は、フォアグラ・コンフィのグリル。


バルベーラが力強いので、フォアグラの濃厚な旨味が一層引き立てられる。


今夜のワインにも料理にも、彼女は満足のようだ。


そんな彼女を見ていると、私も心が幸せで満たされる。


さて、素敵なワイン会はまだ続きます。