今夜は米国に住む日本人の友人と人気の和食店、『WASABI』を訪れた。
写真では見えにくいが、エントランスには赤い鳥居が立っている。
この反対側には、山水画のような石も置かれている。
これでは、どう見ても中華料理店。
このブルーの壁の向こう側には、ウエィティング・バーがある。
ここに飲みに来る客も多いそうだ。
大きなこの字型の鉄板の周りに席が設けられ、料理人のパフォーマンスを楽しむのだ。
日本とは異なり、鉄板焼きは比較的安く食べることができるので、アメリカでは人気の料理となっている。
こちらは価格が高いので、比較的空いている。
それでもかなり多くのアメリカ人が和食を楽しんでいる。
シャトー・サン・ミッシェルが造る、コロンビア・ヴァレー、シャルドネ、2012年。
ワシントン州を代表するワイナリーで、1420haの畑ではサスティナブル農法でぶどう栽培がおこなわれている。
ワシントン州の冷涼な気候の下で造られた、果実味を持ちながらミネラルと酸のバランスの良い、きりりと引き締まった素晴らしいシャルドネである。
アクロンに居ることを忘れるような料理が次々とテーブルに届く。
枝豆も良い茹で加減。
和中折衷の不思議なインテリアだが、料理は紛れもなく日本の居酒屋そのもの。
さて、オハイオ州のアクロンで楽しむ和食とワインの続きは、また明日。