バンコクのタイムズスクエアにある中華の名店、『ジャスミン』での楽しい夜の続き。
二本目のワインは、イタリア、トスカーナのワインを選ぶ。
ルフィーノ、キャンティ、2011年。
ルフィーノと言えば、言わずと知れた1877年設立のトスカーナの名門。
キャンティを世界に知らしめた立役者であり、今もキャンティ・クラッシコ地区最大のぶどう園主として君臨している。
気軽なキャンティではあるが、しっかりとしたサンジョヴェーゼの特徴を有している。
ミディアム・ボディでありながら、充分な熟成感を持ち、酸とタンニンのバランスも良い。
今夜のワインは、二本とも当たりである。
日本では海老の価格が上がっているが、その原因はタイの養殖海老に病気が発生したこと。
この海老は大丈夫かな、とちょっと思ってしまう。
これはタイ料理だが、有名メニューなので中華でも出されるのだ。
中華の野菜料理も好きなのだ。
そうこうする内に、最初に食べた子豚の丸焼きの肉の部分がローストされて出てきた。
これも美味い。
この店の本店は香港にある。
今度香港に行ったら、探してみようと思う。
バンコクの『ジャスミン』で過ごす、楽しい夜でした。