丸の内の天空の楽園、『マンゴツリー東京』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
何だか今夜は、フランス・ワインに偏ってしまった。
ロワールのドメーヌ・デ・カールが造る、メティス、アンジュー・ヴィラージュ、2010年。
2007年にセドリック、ヴェロニク夫妻が取得した新しいドメーヌだそうだ。
エチケットの左に描かれた二本の草のような絵は、長身の夫妻を表しているとのこと。
殺虫剤や除草剤は使用せず、収穫は手摘み。
完熟させたカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンを用い、醗酵後約一年間古樽で熟成させている。
これは私の好物。
ピリ辛で、それでいて味が濃くなく、素材の旨味が引き出されている。
メニューには載っていなかったが、材料があるというのでシェフにお願いして作ってもらった。
噛むと、ジューシーな味わいが口いっぱいに広がる。
もうワインを二本飲んでしまったが、今夜はまだ彼女を帰したくない。
楽しい夜の続きは、また明日。