今夜は急に時間が出来たので、彼女に一緒に食事をしようとメールを送った。
急いで予約したお店は、丸ビルの35階にある、『マンゴツリー東京』。
バンコクに本店がある老舗の、ロンドンに続く海外第二号店である。
店からは新装された東京駅丸の内駅舎が見下ろせるし、隣接する日本郵政ビル(KITTE)や丸の内パークビル(ブリックスクエア)が美しい。
更に20時30分になると、ディズニー・リゾートの花火を眺めることができるのだ。
彼女の為に頼んだ最初のワインは、フランス、ロワール地方の、ムスカデ・セーヴル・エ・メーヌ、シュール・リー、トラディション、2010年。
グラスに注ぐと、美しい黄金色。
背景に見えるのは日本郵政ビル、KITTEが入るビルである。
造り手のドメーヌ・ド・ラ・フォリエットは、1926年からワイン造りを始め、38haの畑はリュット・レゾネで栽培。
ぶどうの平均樹齢は35年で、75年以上の古木もある。
それだけにボディは滑らかで、深みを持つ。
今夜のスタートも上々。
彼女のお気に入りなのだ。
これは私の皿で、彼女の皿には蘭の花を載せている。
本当は非常にホットだが、ワインの味がわからなくなるので、辛さを抑えて作ってもらった。
でも、ワインにはこの位の辛さの方が合うようだ。
さて、ワインと料理の続きは、また明日。