セラーから取り出したワインは、ケーニッヒシャフハウゼン、シュペートブルグンダー、2008年。
ドイツのバーデン地方で造られた、赤ワインである。
ハンブルグの歴史あるレストランで飲んだシュペートブルグンダーが美味かったので、市内のワインショップで探して購入したのだ。
ハンブルクからは、バーデンの赤やフランケンの白を6本ほど持ち帰った。
その最後の1本が、このワイン。
ケーニッヒシャフハウゼンは協同組合で、バーデン有数の造り手である。
その畑は広大で、360haに及ぶ。
シュペートブルグンダーとは、フランスで言うピノ・ノワール。
ドイツでは、ブラウ・ブルグンダーとも呼ばれている。
少し温まってくると、落ち葉の香りに微かなタバコや麝香臭。
まるで良質のブルゴーニュのような複雑なニュアンス。
酸とタンニンはそれほど強くないが、充分に楽しめるピノ・ノワールである。
またドイツに、今度はワインを買いに行きたくなった。
ドイツの山並みに想いを馳せた、今夜も素敵なお家ワインでした。


