海外の友人たちと、銀座のマロニエゲートにある『シンガポール・シーフード・リパブリック』で過ごす楽しい夜の続き。
ニュージーランド、オーストラリアと飲み進んだので、三本目はカリフォルニアを選ぶ。
カストロ・セラーズが造る、パソ・ロブレ、ジンファンデル、2009年。
サンフランシスコとロサンゼルスの中間、ジンファンデルに最適とされるパソ・ロブレで創業したワイナリーの製品である。
そして、2009年はジンファンデルの当たり年なのだ。
グラスも大きく香りを楽しめるものを使う。
綺麗な暗ガーネット色。
完熟したプラムやプルーンの香り。
干した無花果のニュアンスを持ち、スモーキーでスパイシー。
熟成は、アメリカン・オーク100%。
これは素晴らしいジンファンデルである。
大きなマッド・クラブが、二匹使われている。
マッド・クラブと一緒に、揚げパンでチリ・ソースを掬って食べる。
身がぎっしりと詰まっていて、とても美味い。
味付けされたご飯の上に、蒸した鶏が載せられている。
味の濃い料理のあとに、あっさりしたご飯物が美味い。
いっぱいだったお腹が、甘いジェラートですっと収まる。
海外から来た友人たちも、今夜の料理とワインには大満足。
友人たちと過ごす、銀座の『シンガポール・シーフード・リパブリック』での楽しい夜でした。