今夜のワイン、ブラッスリー・ポール・ボキューズ東京 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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東京駅八重洲北口にある、『ブラッスリー・ポール・ボキューズ東京』での定例ワイン会の続き。


第二の皿は、軽く燻製をかけた鯵とジャガイモのコンフィ、葱のピューレとオレンジ風味のヴィネグレット。


彼女は『ポール・ボキューズ』にはあまり来ないが、今夜の料理は気に入ったようだ。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013081919130000.jpg このフランスパンが美味い。


食べると追加をどんどん出してくれるので、ついつい食べ過ぎてしまう。


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いよいよ今夜の赤ワイン。


ボルドー、リストラック・メドックのシャトー・フォンレオー、2008年。


フォンレオーとは、王の泉の意味。


昔、この地に立ち寄った英国国王がシャトーの泉で喉の渇きを癒したことに由来する。








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シャトー・フォンレオーの畑は、メドックで最も標高が高いという絶好の立地。


畑にはカベルネ・ソーヴィニヨンが中心に栽培され、このワインのセパージュもカベルネの比率が高い。


口に含むと、カベルネの強さを持ちながらも、とても円やかでエレガント。


シャトーの名に恥じない、高貴な味わいのワインである。





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メイン料理は、牛肉のプレゼとフォアグラのキャベツ包み、黒胡椒風味の赤ワインソース。


でも、ソムリエと相談し、ワインに合わせて直前に白胡椒に変更したそうだ。


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お腹もいっぱいになったところで、デザートワインが出される。


ドメーヌ・ペランが造る、ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ、2008年。


ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズは、コート・デュ・ローヌ南部のヴォークリューズ県で造られる、酒精強化ワインである。







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ミュスカ100%で造られるこのワインは、桃や蜂蜜の香りを持ち、とても円やかな甘さが心地よい。


冷やして出されたので、余計に美味しく感じるのだろう。












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デザートは、キャラメル風味のガトーとパイナップルのコンフィ、ホワイトチョコレートとパッションフルーツのアイスクリーム。



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彼女も今夜の料理とワインは気に入ったようだ。


コーヒーカップにもポール・ボキューズの名前が入っている。


彼女と過ごす、『ブラッスリー・ポール・ボキューズ東京』の楽しい定例ワイン会でした。