今夜のお家ワイン、サラフィン、トルコ | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜はちょっと珍しいワインを抜栓した。


トルコのニルクトが造る、サラフィン、ソーヴィニヨン・ブラン、2008年。


これは以前イスタンブールを訪問した時に購入したもの。


トルコは好きな国で、もう39回訪問している。


トルコでは共和国の建設以来、ワインづくりが盛んに行われている。


このサラフィンは、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローといった国際品種から”特別なワイン”を作るために、名門ワイナリー、ドルジャが立ち上げたプロジェクト。


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裏のエチケットには、プロジェクトの概要が書かれているが、トルコ語なので読めない。




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コルクにもサラフィンの名前と、トレードマークのぶどうの葉が描かれている。




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1989年に植樹を始め、ファースト・ヴィンテージは1996年。


初リリースは、1998年。


色合いは非常に薄い干し草色。


グレープフルーツの香りを持ちながら、口に含むとかなりの辛口。


ソーヴィニヨン・ブランとメルローを三本ずつ購入してきたが、セラーに残っているのはメルローが二本。


秋になったら、メルローを抜栓してみよう。


イスタンブールに想いを馳せながら飲んだ、楽しいトルコ・ワインでした。