バンコクの『シェラトン・ホテル』の『バジル』での楽しい夜の続き。
ビールの次は、白ワイン。
ニュージーランドのワイルド・ロックが造る、エレヴェーション、マールボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、2012年。
ワイルド・ロックは、クラギー・レンジー・ワイナリーのチームが手掛けるワイン。
このワインは、ソーヴィニヨン・ブランの好適地として有名なニュージーランド南島の北端、マールボロ地区で生産されている。
淡い麦わら色。
華やかな香りを持ち、柑橘系の中にほのかなバニラ香。
それでいてきりりと締まった、複雑なニュアンスを持つ辛口。
ステンレス・タンクで発酵後、澱と共に2ヶ月間熟成。
セパージュは、ソーヴィニヨン・ブラン93%、リースリング4%、ヴィオニエ3%。
ダイニング・ルームの奥には、こんな大きなワイン・セラーがある。
タイはワインの輸入関税が高いので、価格は日本の2倍ほどにもなってしまう。
そこで、コスパの良いワインを選ぶことが店の大切な仕事の一つなのだ。
その点、『バジル』は非常に質が高いワインを揃えている。
これはとてもホットなことで有名。
あまり食べすぎると、ワインの味がわからなくなってしまう。
これは絶品。
ソーヴィニヨン・ブランとの相性も抜群。
ニョクマムを付けて食べると美味い。
今夜は彼女と一緒ではないのに、盛り付けに気を使ってしまう。
美味い料理と赤ワインの紹介は、また明日。