そこで今夜は軽い泡を飲むことにする。
セラーから取り出したボトルは、イタリア、エミリア・ロマーニャ州のメディチ・エルメーテが造る、レ・グロッテ、レッジャーノ、ランブルスコ・ロッソ・セッコ。
ランブルスコといえば、アメリカで赤いコーラとして爆発的に売れた発泡性ワインである。
アルコール度数が低く、手ごろな価格で購入できるので、若者たちの間で人気となったのだ。
ボトルはかなりスタイリッシュ。
エチケットも、若者受けしそうなデザイン。
色はかなり濃い。
甘いベリー系の香り。
口当たりは、ストロベリーやアメリカン・チェリーの果実味を持つが、甘さは抑え目ですっきりとした飲み口。
これはかなり美味い。
アルコール度数はいわゆるワインとしては低めの11%だが、ランブルスコとしては高め。
しっかりとした上質のランブルスコで火照った身体を癒した楽しいお家ワインでした。