今夜は何を飲もうかと、セラーの中のワインをごそごそと確かめる。
おや、アルベール・ビショーのジュヴレ・シャンベルタン、ラ・キュヴェ・ドゥ・ジェネラル・ルグラン、2006年がある。
これは先月にも飲んだワインだが、同じものがもう一本あったとは驚き。
アルベール・ビショーは、1831年にベルナール・ビショーによって設立され、現当主のアルベリック・ビショーで6代目となるブルゴーニュ地区の名門ネゴシアン。
好きな造り手であり、早速取り出して、抜栓。
ワインへの期待が膨らむ。
最初は温度が低すぎたので酸が際立っていたが、温度が上がるにつれ、苺ジャムやサクランボの香りが現れ、また円やかだがしっかりとしたタンニンが顔を出してきた。
全体的に、ぶどうの果実味を大切にしたエレガントな造りである。
やはりアルベール・ビショーは外れが無い。
今夜も美味しい、お家ワインでした。