コート・ド・カスティヨンの、シャトー・サン・コロンブ、2003年。
「聖なる鳩」と「金のハート・マーク」で人気のワインである。
人気の理由は、エチケットだけではない。
このシャトーに携わる人たちが凄いのだ。
経営者は、パヴィやモンブスケのオーナー、ジェラール・ペレス氏と、キノーランクロやフルール・ド・ゲのオーナー、アラン・レイノー氏であり、醸造コンサルタントはあのミッシェル・ロラン氏という顔ぶれなのだ。
ブラック・ベリーやアメリカン・チェリーの果実香を持つ。
口に含むと豊かな熟成感と円やかなタンニンを持ち、重過ぎないボディが気持ちが良い。
やはりこのワイン、只者ではない。
セパージュは、メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。
樽熟成15ヶ月で、ノンフィルター。
素晴らしいワインに出会えた、今夜も楽しいお家ワインでした。