今夜のワイン、きし川、小倉 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

友人達と過ごす、小倉の『きし川』での楽しい夜の続き。


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二本目は、イタリア北部の赤ワインを選んだ。


ピエモンテ州のネイラーノが造る、ラ・クーポラ、ピノ・ネロ、2011年。


ネイラーノの自社畑ぶどう100%で造る、上質のピノ・ネロ(ピノ・ノワール)である。


ネイラーノは1911年創立。


ラ・クーポラはぶどうの風味を大切にするため、新樽のバリックを抑え、新樽、1年樽、2年樽を1/3ずつ使って6~8ヶ月熟成させている。


ベリー系の甘い果実香を持ち、酸味とミネラルもしっかりしている。


タンニンは滑らかで、余韻も心地よい。


まさに和食に最適なワインである。


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ここの名物、出汁巻き玉子。


大根おろしともろみ味噌を載せて食べると、とても美味い。


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私の好物を知っていてくれる店はありがたい。


炙り和牛ロースの握り寿司。


口の中でとろけてしまう美味さ。


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百合根の椀物。


肉の後に口直しで出されるとは、なかなかの組み合わせ。



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鱧の唐揚げ。


夏を感じる一品である。


楽しい夜はまだ続く。


では、また明日。