選んだワインは、カリフォルニアのジラソーレ・ヴィンヤーズが造る、メンドシーノ・シャルドネ、2010年。
カリフォルニア北部、メンドシーノを流れるルシアン・リヴァーの源流地域の高原で、オーガニックで育てたぶどうを用いている。
ぶどうの樹齢は古く、植樹は1950年代。
他に、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、ジンファンデル、ピノ・ブラン等を生産しており、それぞれのぶどうの個性を活かしたワイン造りを目指している。
オーガニックを表しているのだろう。
日本橋高島屋で購入したものだ。
裏ラベルには、ルシアン・リヴァーの源流地域で、家族が保有する自社畑でオーガニックで育てたぶどうを手摘みで収穫していると書かれている。
料理は、サーモンやクリームソース・パスタに合うそうだ。
色合いは、濃いめの綺麗な黄金色。
色からは、カリフォルニアらしい濃くてフルーティーなシャルドネを想像するが、実はとても洗練されたシャルドネなのだ。
パイナップルや洋梨の香りを持ち、酸とミネラルのバランスも良い。
豊かな果実味を持ちながら、切れの良い辛口。
久し振りに、本当に美味いカリフォルニアのシャルドネを飲んだ気がする。
今夜も楽しいお家ワインでした。