今夜のお家ワイン、ヘリテージ・ド・ボルドー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013042418210000.jpg
今夜は気軽なボルドーを抜栓。


ヘリテージ・ド・ボルドー、2010年。


エチケットの下部に小さくシャトー・マルキ・デ・ボワと書かれている。


サンテステフのシャトー・マルキ・ド・カロンと、マルゴーのシャトー・マルキ・ド・テルムなら知っているが、このシャトーは初めて。


ボルドーには、知らない造り手が本当に数多くあることには何時も驚かされる。


エチケットの更に下部に、パリ総合農業コンクール2011年で金賞受賞と書かれているところを見ると、高品質のAOCボルドーなのだろう。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2013042418220000.jpg
色合いは濃い赤紫。


色から見てメルローが多いのかと思ったが、飲んでみるとカベルネ・ソーヴィニヨンが主体のように感じられる。


セパージュがわからないので何とも言えないが、いずれにせよカベルネ・ソーヴィニヨンにメルロー、カベルネ・フランが配合されているのだろう。


酸や余韻は強くはないが、果実味とタンニンのバランスが取れた綺麗なフル・ボディ。


アルコール度数は、14%もある。


こんなワインが手軽な価格で飲めるとは、ボルドーはやはり素晴らしい。


第三世界のワインも結構価格が高くなっているし、当たり外れもあるので、こんなボルドーは貴重である。


どんな料理にも良く合うボルドーを楽しんだ、お家ワインの夜でした。