いよいよバンコクを離れる前夜。
最後のマッサージを存分に楽しむ。
馴染みのマッサージ屋さんに行く前に、パッポン通りの前を通る。
シーロム通りとスリウォン通りに挟まれたタニヤ通りやパッポン通りは人気の繁華街である。
特にこのパッポン通りは夜市で有名だが、明るい内は何の変哲もないただの横道。
それが夜ともなると、通りいっぱいに夜店が出され、歩くのも大変な夜市に変身するのだ。
この写真、同じ場所で撮影したものなのだ。
ありとあらゆる商品やイミテーション・グッズが並び、値切り交渉を楽しむことができる。
この椅子の背もたれを倒し、のんびりとフット・マッサージを楽しむ。
ストロングでお願いしますと言ったのは良いが、かなり痛い。
でも、この痛さが病みつきになるのだ。
一時間のフット・マッサージのあとは、二時間のタイ古式マッサージ。
二階の静かな部屋に移動し、パジャマに着替える。
着替えが済むとこのマットの上に横になり、マッサージが始まる。
冷房の効いた薄暗い部屋で経絡マッサージを受けていると、意識はだんだん遠のいていく。
まさに至極の時間。
と、最後には激しいストレッチ。
ギャーとかグワーとか言いながら、前に後ろに身体を曲げる痛さに耐える。
終わって靴を履くと、ぴったりだった靴がぶかぶか。
何時もは足がむくんでいることが良くわかる。
固まっていた肩も背中も、軽くなっている。
三時間のマッサージとチップを合わせて、2千円ちょっと。
これだからバンコクの旅は楽しい。
身体も気持ちも軽くなった、バンコクの夜でした。