今夜のワイン、グランドセントラル・オイスターバー、丸の内 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

丸の内の『グランドセントラル・オイスターバー』で彼女と過ごす、素敵な夜の続き。


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二本目にはカリフォルニアの赤を選ぶ。


ベリンジャー・ヴィンヤーズが造る、クリアレイク・ジンファンデル、2010年。


ベリンジャーと言えばナパを代表するワイナリーの一つ。


1876年創業の、ナパ地区最古のワイナリーとして米国歴史遺産に指定されている。


経営は苦難の時代を過ごし、一時はネスレの傘下に入り、現在はフォスターの傘下で再び栄光の時代を迎えている。


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色合いは、クリアな赤紫。


甘い果実の香りを持ち、口に含むとブラック・チェリーの味わい。


とても洗練されたジンファンデルである。


ジンファンデルの有名な造り手は多く、私もローゼンブルムが大好きである。


でも、好きなジンファンデルが手に入らない時は、このベリンジャーを選ぶと間違いが無い、そんなワインなのだ。


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ジンファンデルのお供は、アメリカらしくオニオン・リング。


味はアメリカと変わらないが、量は数分の一なのは残念。


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もうひとつアメリカ的な前菜、フライド・カラマーリ。


これも定番メニューである。



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メインは、ラムのグリル。


ジンファンデルに良く合う。




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これで止めておけば良かったのだが、何だか今夜は彼女をこのまま帰したく無い。


そこで支配人に頼み、同じビルにあるセンチュリーコートのバーのカウンター席を二つ予約してもらう。


この通路をずっと進み、左折して更に同じ通路を進むと、その先に店がある。


この続きは・・・、秘密と言うことで、お休みなさい。